藤商事、第1四半期は売上高65億円 パチンコ販売増で赤字幅縮小

 藤商事(大阪市中央区)は8月6日、2027年3月期第1四半期の決算サマリーを公表した。売上高は65億1,800万円(前年同期比130.4%増)となり、営業損失7億5,100万円、経常損失6億3,700万円、純損失2億9,500万円を計上した。前年同期に比べ販売台数が大幅に増加したことで増収となり、各利益についても赤字幅が大きく縮小した。

 第1四半期の販売台数はパチンコが1万3,118台で、前年同期の7,124台から5,994台増加した。一方、パチスロの販売はなかった。パチンコでは、「eリング 最恐領域」を4月、「eひきこまり吸血姫の悶々」を5月に導入したほか、7月導入の「e一方通行 最狂」の一部を先行納品し、売上に計上した。会社側では販売台数、売上高、各利益とも第1四半期は計画通りに推移したとしている。

 売上高は前年同期から36億8,900万円増加。このうちパチンコ遊技機の売上増加分が36億5,700万円を占めた。売上総利益は31億7,000万円で、前年同期から18億8,300万円増加し、売上総利益率も45.5%から48.6%へ3.2ポイント上昇した。これにより営業損失は前年同期の22億900万円から7億5,100万円へ、14億5,800万円改善した。
 一方、販売費及び一般管理費は39億2,100万円と前年同期から4億2,500万円増加した。液晶演出強化に伴うソフト開発費や開発ライン数の増加などにより、研究開発費が6億6,100万円増加したことなどが主な要因。研究開発費は22億7,000万円となった。

 第2四半期には、パチスロの主力タイトル「スマスロ とある魔術の禁書目録2」を8月に導入。また、パチンコでは新規IPを採用した「e魔女と野獣」を9月に導入する予定としている。

 2027年3月期通期の販売計画は、パチンコ5万7,000台、パチスロ2万8,000台の計8万5,000台。業績計画は売上高395億円、営業利益30億円、経常利益30億円、純利益21億円を据え置いている。第1四半期終了時点の販売台数の進捗率は15.4%、売上高は16.5%で、同社では第1四半期の実績について「概ね計画通り」としている。

 

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