官民学連携によるデジタルワークショップ「世界初!eスマートボールで学ぶゲームづくり!」を開催

 全国にパチンコホールをチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は411日、同月6日に旭川市のICTパークと協業で、小中学生向けワークショップ「世界初!eスマートボールで学ぶゲームづくり!」を開催した旨、報告した。

 同社は、旭川市が推進する「ICTパーク運営事業」を、企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)を通じて支援している。今回のワークショップは、eスマートボールを用いたゲーム制作体験を通じて、次世代を担う子ども達にICTへの興味や理解を深めてもらうことを目的に開催された。

 プログラミングやICTに親しむ機会として多くの反響を呼び、当日は市内外から20名が参加するなか、午前・午後の2部構成で実施された。ワークショップでは、子ども達が真剣に制作に取り組み、思い通りに動いた瞬間には歓声が上がるなど、楽しみながら学んでいる様子が確認された。

 なお、最後に行われた成果報告会では、子どもたちが制作したゲームのデモンストレーションとともに、工夫した点や成果が発表され、その姿からはICTやプログラミングへの理解が深まり、学びへの意欲が高まった様子が窺えたという。

 またイベント参加者からは、「本格的なPCでゲームづくりをするのは初めてだったので最初は少し緊張した。でも、講師が一つ一つ優しく丁寧に説明してくれたので、少しずつプログラミングができるようになって楽しかった。ギミックを工夫してうまく完成できたときは、とても達成感があり、これからもゲームづくりやプログラミングにチャレンジしてみたい」(小学5年生男児)などの声が聞かれた。

 一方で、教える側からは「今回は、ゲームを教材にICTを身近に感じてもらうワークショップに挑戦した。子ども達の発想力が豊かで、その創造性には驚かされた。説明方法には苦労したが、子どもたちが興味を示し笑顔で帰っていくのを見てICT教育においては楽しさが重要であると再認識した。今後、楽しみながら学べる環境づくりがますます重要になると思う」(旭川工業高等専門学校4e-Sports Lab所属・藤村虎白氏)、「参加した子どもたちが真剣な表情でゲームづくりに取り組む姿がとても印象的で、運営側としても大きな手応えを感じた。また世界初の取り組みに対し、企業版ふるさと納税を通じた支援に感謝している。行政単独では実現が難しい学びの機会を企業との連携によって創出できることはICTパークの大きな強み。今後もこうした連携をさらに広げ、ICT人材の育成に向けて多様で魅力あるプログラムを展開していく」(旭川市経済交流課/ICTパーク・大家裕太氏)との感想が聞かれた。

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