【総会】埼遊協が第59回通常総会 DX推進や遊技人口回復へ取り組み強化

 埼玉県遊技業協同組合(埼遊協、趙顕洙理事長)は6月5日、さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野で第59回通常総会を開催した。組合員総数96に対し、出席43、委任状行使28により総会は定款に基づき成立した。

 総会冒頭であいさつした趙理事長は、業界を取り巻く厳しい環境に触れながら、「推しの日プレテストが実施され、その結果に関する業界としての意見交換が待たれる」と述べた。また、若年層のパチンコ離れについては、「魅力的なIP景品の取り揃えなど、さまざまな施策を実施、模索していく必要性を痛感している」とし、遊技参加人口の回復に向けた積極的な取り組みの重要性を強調。「みんなで諸課題に向き合い、業界環境が良くなっていくことを切に望んでいる」と語った。

 来賓として埼玉県警察本部から生活安全部の三浦孝一部長、保安課の井上真希子課長、白石成宏課長補佐が出席。代表してあいさつした三浦部長は、埼遊協による警察行政への協力に謝意を示した上で、「のめり込み・依存対策」「広告宣伝等ガイドラインの遵守」「不正防止対策」の3点を挙げ、業界の健全営業と社会的地位向上への期待を寄せた。

(左から)趙理事長、三浦部長、埼玉県警察からの来賓

 議案審議では、「令和7年度事業報告及び収支決算承認について」など全6議案を上程し、いずれも満場一致で承認された。令和8年度事業計画では、DX化推進を新たな重点施策として位置付け、「警察窓口の電子申請の活用をはじめ、DX化やAI活用の推進により、業務の効率化とコスト削減を図り、持続可能な経営基盤の強化を目指す」との方針を掲げた。

 総会後には約160人が参加して懇親会を開催。冒頭では表彰式が行われ、りっちらんど上尾店における救命功労事案と、メガガイア越谷大里店における子どもの車内放置事故未然防止事案に対し、趙理事長からそれぞれ表彰状が贈られた。


(左から)りっちらんど上尾店の宮本俊明店長、趙理事長、メガガイア越谷大里店の高橋良太店長

 祝辞では埼玉県の大野元裕知事が、「人生100年時代を迎える中で、高齢者に生きがいを提供することは極めて重要。健全な形で多くの人々に生きがいを提供していただきたい」と述べ、業界関係者にエールを送った。このほか、埼玉県警察生活安全部の三浦部長、全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)の阿部恭久理事長、埼玉県議会議員の小久保憲一氏が祝辞を述べた。

 乾杯は埼玉新聞社代表取締役の関根正昌氏が発声し、参加者は親睦を深めながら業界の発展に向けて交流を図った。

(写真)上段:左から、大野知事、三浦部長、阿部理事長 下段:左から、小久保憲一議員、関根代表取締役

 

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