豊丸産業、7月末でパチンコ事業を停止 福祉事業は継続へ

 豊丸産業(名古屋市中村区)は7月28日、同社ホームページ上において、7月31日をもってパチンコ事業を停止すると発表した。昨今の事業環境や経営状況を踏まえ、今後の事業継続について慎重に検討を重ねた結果、事業停止を決定したとしている。

 同社は、お客様や販売代理店、仕入先、協力会社など関係者に対し、「苦渋の決断」とした上で、多大な迷惑と心配をかけることを謝罪。創業以来の支援に感謝を示すとともに、事業停止による影響をできる限り最小限に抑えるよう最後まで誠意をもって対応するとしている。今後の取引に関する対応方針については、ホームページでの案内に加え、取引内容に応じて担当部署から順次通知するとした。

 これに伴い、東日本営業所(東京都台東区)および西日本営業所(大阪市浪速区)は8月31日付で閉鎖する。閉鎖後は名古屋本社に設置予定の「お問い合わせ・サポート窓口」で対応する予定。パチンコ機の保守や部品供給、書類発行などの終了時期については、対象となる取引先へ個別に案内する。契約や請求に関する事務手続きについても個別に対応し、顧客データや個人情報は関連法令や同社プライバシーポリシーに基づき適切に管理・消去するとしている。

 一方、未来事業として展開する福祉事業機器販売については、事業運営体制の見直しを進めるため、新規受注および新規導入の受付を当面停止する。ただし、「トレパチ」「トレパチテーブル」「TANO」など既存製品の保守対応や問い合わせ対応は継続するほか、商談中や見積依頼中の案件についても担当者が個別に対応する方針。新たな事業運営体制が決定次第、改めて公表するとしている。

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