NEXUSが「食品ロス削減」と「脱プラスチック」対策をスタート

 アミューズメント事業、フィットネス事業、フェンシング事業、飲食事業などを全国に展開するNEXUSグループ(群馬県高崎市)は1月27日、国連が定めた「持続可能な開発目標」SDGs活動への取り組みの一環として、「食品ロス削減」と「脱プラスチック」対策をスタートしたことを発表した。

 同社の飲食事業部では、続くコロナ禍における飲食店への営業時間の短縮や休業要請の影響を受け、多くの食材が行き場を失ったことでフードロスに対する意識が高まり、2020年度には社会貢献のひとつとして「子育てママ応援企画」お弁当100食を無料配布するなど、フードロス対策を実践した。これらの活動により得た経験をもとに「食品ロス削減対策」をNEXUS SDGsプロジェクトの一環として取り組んでいく。具体的には(1)各店舗毎に発注数から実際の提供数を数値化し、過剰発注を削減、(2)今後の取り組みとして食事提供の量をカスタマイズ出来るようにする、(3)食品廃棄ロスに対して、提供前の廃棄を削減する、(4)各月での廃棄した量をグラム単位で数値化し共有する、などとしている。

 また、D'STATIONのコーヒーサービスでは、プラスチックごみの問題に対する取り組みとして、2022年1月から全ての店舗で「コーヒー」のマドラーをプラスチックから、環境にやさしい紙マドラーに変更した。同社はこれについて「これは小さな一歩ですが、社会課題解決のためにできることを、一つひとつ丁寧に取り組んでいきたいと考えております」とコメントしている。

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