関西遊技機商業協同組合(関西遊商、小西哲也理事長)は5月21日、大阪市中央区のホテル日航大阪において第64回通常総会を開催した。会員数121名中、出席115名、委任状提出4名により定款に従い総会は成立した。
総会冒頭、大阪府警察本部生活安全部保安課の後口淳治課長補佐が行政講話を行い、大阪府下の犯罪情勢を報告。風営法改正については「主にホストクラブをメインとしていると思われている」と述べ、風俗営業者全体が注意すべき点が含まれているとして注意を呼びかけた。また遊技業界に対しては遊技機の不正改造事案、のめり込み・依存対策、車内事故防止の3点に言及。特に遊技機の点検業務については点検が形骸化しないように要請した。
続いて感謝状贈呈式が行われ、関西遊商による防犯カメラの寄贈に対して大阪市浪速区の武市佳代区長から小西理事長に感謝状が授与された。また、青少年育成のための支援金に対して大阪府共同募金会の深津友剛常務理事から、毎年の献血活動に対して大阪府赤十字血液センターの川口広志課長から、同じく感謝状が授与された。
議案審議では2024年度事業報告、2024年度決算報告と承認を求める件、2025年度事業改革書の承認を求める件、2025年度収支予算案の承認を求める件などが審議され、すべて可決承認された。
なお、総会終了後、臨時理事会が開催され、4月2日に行われた役員改選を受けて新理事長を選任、小西理事長が再選された。小西理事長は「開かれた組合運営をモットーに組合員の地位向上を目指す」と豊富を語った。
総会後の懇親会には大阪府遊技業協同組合(大遊協、平川容志理事長)から平川理事長、日本遊技関連事業協会(日遊協、西村拓郎会長)近畿支部の増田光均支部長などが招かれ、祝辞を述べた。
(フッター写真)左:小西哲也理事長 右:武市佳代区長から感謝状の贈呈
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