回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、大饗裕記理事長)の九州・沖縄支部(森山正秀支部長)は11月21日、沖縄県宜野湾市の宜野湾マリン支援センターにおいて、「第18回九州・沖縄支部サンゴ保全活動」を実施した。同支部では2008年度から、絶滅の危機に瀕する沖縄のサンゴ礁を守る活動を継続しており、今回で18回目の開催となる。
当日は、組合員や関係者に加え、6年ぶりに招待された宜野湾市内の保育園児らも参加し、総勢85人が集まった。大饗理事長、高谷厚之筆頭副理事長をはじめ、沖縄県パチンコ・スロット協同組合の新垣善彦理事長、島田孝治専務理事、新垣純一郎青年部会長、大城照朝青年部副会長、九州遊技機商業協同組合の國分寿人理事長らも参加した。
開会式では、司会を務めた長嶺将光副支部長の進行のもと、沖縄県パチンコ・スロット協同組合のイメージキャラクター「玉三郎」が登場。会場は園児たちの歓声と拍手に包まれた。続いてあいさつに立った森山支部長は、「18年前に環境保全活動の一環としてサンゴの植付けを始めました。園児の皆さんには、サンゴも命を持つ生き物であることを感じ、すべての命を大切にする心を学んでほしい」と述べ、関係団体への謝意を示した。新垣理事長からも「サンゴについて学ぶ良い機会。ぜひ一生懸命話を聞いてください」と激励の言葉が送られた。
その後、コーラル沖縄の成田隆一事務局長によるサンゴの生態や再生の取り組みに関する講習を受講。参加者は施設内の水槽に移動し、サンゴ苗100株を台座に固定する作業を体験した。植付け終了後は園児らとともに昼食会を開催し、帰りにはお菓子や文具のお土産が手渡された。
閉会にあたり林田伸一副理事長は、「本活動の趣旨にご賛同いただき参加してくださった皆さまに感謝します。今後も環境保全活動と園児の育成のため、継続して取り組んでいきたい」と述べ、今後への決意を新たにした。

















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