関西遊商、車イス寄贈で地域福祉に貢献 和歌山・兵庫で感謝状

 全商協加盟の関西遊技機商業協同組合(関西遊商、小西哲也理事長)は、同組合が長年取り組んできた社会貢献活動の一環として、和歌山県および兵庫県の社会福祉協議会に対し車イスの寄贈を行った。

 まず12月19日には、和歌山県和歌山市の和歌山県民プラザにおいて寄贈式を実施し、同組合の加藤誠一副理事長から和歌山県社会福祉協議会(宮﨑泉会長)の中村常務理事へ、車イス5台の目録が手渡された。これに対し、同協議会から関西遊商に感謝状が贈呈された。
 式典で加藤副理事長は、「業界は非常に厳しい状況にあり、遊技人口の減少に伴ってホールの閉店も続いている。しかし、この車イス寄贈は、当組合の社会貢献活動の柱として、何とか継続していきたい」とあいさつ。中村常務理事は、「県内の老人介護施設からの要望をもとに、5カ所の施設を選定している。車イスのニーズは非常に高く、厳しい状況と承知しているが、今後もぜひ継続していただきたい」と感謝の言葉を述べた。

 続いて12月25日には、神戸市中央区の兵庫県福祉センターにおいて車イス寄贈式を開催。加藤副理事長から兵庫県社会福祉協議会(入江武信会長)に対し、車イス8台の目録が贈られ、同協議会から関西遊商に感謝状が手渡された。
 この場でも加藤副理事長は、「特にパチンコ市場の低迷により、機器関連を生業とする組合員も厳しい経営環境に置かれているが、車イス寄贈は当組合の社会貢献活動の中核であり、今後も可能な限り継続していきたい」と述べた。これに対し入江会長は、「寄贈いただいた車イスは、県内各地の社会福祉協議会に配置し、高齢者や障がい者の移動支援のほか、子どもたちへの福祉体験などにも幅広く活用していきたい」と語り、長年にわたる同組合の支援に改めて謝意を示した。

(ヘッダー写真)兵庫県社会福祉協議会への贈呈式の模様
(フッター写真)和歌山社会福祉協議会への贈呈式の模様

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