神奈川県遊技場協同組合(神遊協、伊坂重憲理事長)と神奈川福祉事業協会(同会長)は10月23日、神奈川県が運営する「筋電義手バンク」に150万円を寄付し、黒岩祐治知事から感謝状を贈られた。両団体は2022年の同バンク設立以来、継続的な支援を行っており、今回で5回目、寄付総額は900万円となった。
同日、横浜市中区の神奈川県庁本庁舎で行われた寄付贈呈式には、両団体から伊坂理事長と佐藤信晶専務理事が出席。伊坂理事長が寄付目録を贈呈し、黒岩知事から感謝状を受け取った。
筋電義手は、腕の筋肉から発生する微弱な電流を感知し、使用者の意思で手指を動かすことができる高機能な義手。幼少期から操作方法を習得することで、日常生活の自立や将来の進学、就職などの可能性を広げることが期待されている。一方、筋電義手は1台約200万円と高額な上、成長期の子どもは身体の発育に合わせたサイズ変更が必要となる。また、公費負担による購入には、筋電義手を使いこなせることなどの認定条件があることから、神奈川県では2022年に寄付金を活用して訓練用の筋電義手を貸し出す「筋電義手バンク」を設立した。
贈呈式で伊坂理事長は「非常に高度な機能を持つ義手で高額であると聞き、我々に協力できることはないかと考え、5年前から継続支援している。筋電義手を必要とする多くの人たちが活用できるようになれば何より」と述べ、引き続き支援していく姿勢を示した。
これに対し、黒岩知事は、筋電義手が高額であり、子どもの成長に伴うサイズ変更などで保護者の経済的負担が大きいことから同バンクを設立した経緯を説明。利用者の保護者から感謝の声が寄せられていることを紹介し、「いただいた寄付を筋電義手の普及・促進に活用していきたい」と謝意を表した。
(ヘッダー写真)左から、佐藤専務理事、伊坂理事長、黒岩知事














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