大阪府遊技業組合連合会青年部会（大遊連青年部会、金森健鎰部会長）は2022年12月18日、大阪府門真市の東和薬品RACTABドームにおいて、第36回「未来っ子カーニバル」を開催した。同会場における開催はコロナ禍により3年振りとなった。

「未来っ子カーニバル」は事情があって両親と一緒に暮らせない子ども達に楽しいクリスマスの１日を提供しようと、昭和62年に大遊青（昭和63年に「ミュークラブ」と改称）が始めたもので、第６回開催からは大遊連青年部会行事として継承している。さらに平成８年からは大阪府立門真スポーツセンター（現・東和薬品RACTABドーム）を全館借り切り、府内全児童福祉施設の児童を招待して約2,000人の子ども達が参加するイベントになった他、企画の斬新さ、実施効果、話題性、継続性等が評価され、全日本社会貢献機構の第１回社会貢献大賞を受賞している。

　12時から行われた記者会見で平川容志会長は、「業界団体、支部組合、ボランティアの皆さまの協力、施設の見守りなど、たくさんの協力をいただいて、子ども達の健やかな成長を願って開催できることは本当にありがたく感謝の念に耐えません」と謝意を示した。
　続いて金森部会長からは、未来っ子カーニバルが現在に至るまでの足跡と、今年のテーマについて説明があった。
　また、段周精実行委員長は、今回「未来っ子カーニバル」の開催そのものを再検討したと述べ、施設の関係者から「プレゼントを頂くということは他にもあるが、同じ日の同じ時間に施設の全員の子ども達が集まって過ごすという経験は、未来っ子カーニバルだけです」という声を聞くに至り、今回の開催に着手したとの報告があった。

　なお、当日、海老原諭大阪府副知事が会場を訪れ、金森青年部会長に感謝状が授与された。

（開催概要）
イベント名称：第36回未来っ子カーニバル〜みんなの笑顔に会いたくて〜」Hello Again! ようこそ未来っ子カーニバルへ　in 東和製薬RACTABドーム
主催：大阪府遊技業組合連合会青年部会、主管：第36回未来っ子カーニバル実行委員会、後援：大阪府（後援承認番号：子家第3325号）、大阪府遊技業協同組合、大阪府遊技業組合連合会
協賛・協力：大遊協商事、関西遊技機商業協同組合、回胴式遊技機商業協同組合、ヤクルト本社中日本支店、エコフレンドリー、近畿キタック販売、三共大阪支店、門真警察署、大遊協国際交流・援助・研究協会、大阪府トランポリン協会、大阪こども専門学校、大阪ビューティーアート専門学校、京都宇治シンクロナイズドスケーティングチーム、超新星スバルファイブ、MJ関西、ニテルカスクール
開催日時：2022年12月18日　10:00〜15:00
参加人数：招待1,756名　※12/6現在（対象者1,289名、引率者・保護者467名）　＜内訳＞大阪府内児童擁護園33園、大阪交通災害遺族会 1団体