【総会】広島県遊協 令和5年度通常総会 延川理事長を再任

 広島県遊技業協同組合(延川章喜理事長)ならびに広島県遊技業防犯協力会連合会(延川章喜会長)は6月16日、広島市中区のリーガロイヤルホテルにおいて令和5年度通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で延川理事長が再任となった。

 議案審議に先立ちあいさつに立った延川理事長は、市場規模の縮小に歯止めが掛かっていないとし、依然として厳しい状況が続いているとの認識を示した。その上で、「時折、組合加入のメリットがないという声を聞く時があるが、個の単位での活動は社会から認められにくい。大きな組織での取り組みにはインパクトがある」と述べ、「これまで以上に、依存問題対策や感染症対策を強化し、大切なお客様をお守りするという取り組みを継続しながら、青少年の健全育成、スポーツ大会への支援、防犯思想の普及、暴力追放など各種分野で財政的支援や人的支援を展開して社会貢献に寄与していきたい」と組合活動への協力を呼びかけた。

 続いて、広島県警察本部濱本博志生活安全部長、広島労働局労働基準部伊達健司監督課長が来賓あいさつを行い、濱本生活安全部長は組合のG7サミットへの協力や日頃の社会貢献活動に対して謝意を述べた。

 ぱちんこ業界に対する要請は総会に続いて行われた広島県警察本部生活安全課許可等事務担当室長の林田辰男氏の行政講話で示され、依存対策、広告宣伝の適切な運用、子どもの社内放置事案について言及があった。

 広島県遊協の加盟店舗数は2023年3月31日現在、188店舗で前年から18店舗減少。設置台数は74,311台となっている。

(写真)左から:延川理事長、広島県警察本部濱本博志生活安全部長、広島県警察本部生活安全課許可等事務担当室林田辰男室長

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