【総会】大阪府遊技業組合連合会青年部会 第37回定時総会

 大阪府遊技業組合連合会青年部会(金森健鎰部会長)は5月31日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪にて、第37回定時総会及び懇親会を開催した。

 冒頭であいさつに立った金森健鎰青年部会長は、「業界は市場規模の減少という積年の構造的な問題に加え、物流の2024年問題や改札といった喫緊の課題への対応も含め事態は複雑だ。そんな中、ポスト新規則機導入という過渡期といえる状況は、パチンコ・パチスロの娯楽性の魅力を浸透させる大きなチャンスと考える。また社会貢献活動においても、この転換期を踏まえた上での実施という観点は、地域社会との連携を深め、他方面へ業界のプレゼンスを示す良い機会であると捉えている。前途多難は重々承知ではあるが、コロナ禍を乗り越えてきた経験を糧にに、お互い知恵を出し合い情報交換を密にし、業界、そして地域社会に貢献できる青年部会としたい」と決意を述べた。

 続き、大阪府遊技業組合連合会の平川容志会長があいさつし、「青年部会は部会長及び執行部を中心に、活発な活動を展開し、幾多の困難を乗り越えてきた。業界が様々な課題を抱える中にあり、スマート遊技機の導入で、休眠していたお客様がホールに足を運んでいただくといった明るい兆しも見えて来ている。業界における厳しい状況は、一朝一夕で改善されることは難しいが、この時期を耐え、最善の活動を実施するには、業界が一丸となり、地道に遊技環境の整備を着実に実行する以外に策はない。青年部の『若く新しい力』こそが業界を発展に導く」と力強く語った。

 また、総会には大阪府警察本部から来賓の方々が出席され、生活安全部保安課の西川敦管理官が祝辞。西川管理官は日頃の警察行政への理解と協力に謝意を述べた後、青年部が主催し、将来を担う子どもたちの健全育成に寄与する「未来っ子カーニバル」の開催意義ついて触れ、数ある社会貢献活動の中でも有数のイベントである点を強調、長年継続実施している青年部に敬意を表した。一方、ぱちんこ営業の健全化については、「広告宣伝の健全化」「不正改造及び違法事犯の撲滅」「子どもの車内放置事故の防止」の3点について継続的な取り組みを要請した。

 議案審議では、令和5年度事業報告並びに収支決算報告、令和6年度運営方針並びに事業計画案、予算案審議が行われ、全て原案通り承認された。

 続き第2部では講演会が開催され、AIコーディネーターの門岡良昌博士が「AI新時代:ChatGPTと生成AIの実践的活用」の題目で記念講演。AIの仕組みや先端の技術をわかりやすく紹介し、畢竟、全てAIに任せきりになるのではなく、人間力を磨くことが肝要であると提言した。

 会場を変えての第3部となる懇親会では、金森部会長のあいさつに続き、来賓の兵庫県遊技業組合連合会の新井稔史青年部会長の祝辞などがあり、青年部会員と大遊連、関連団体、関連メーカーとの親睦が図られた。

(写真)ヘッダー:金森健鎰部会長  フッター:左から、平川容志会長、大阪府警察本部生活安全部保安課の西川敦管理官、AIコーディネーターの門岡良昌博士

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