【総会】大阪府遊技業協同組合 令和5年度通常総代会

 大阪府遊技業協同組合(大遊協、平川容志理事長)は6月25日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテル大阪において、令和5年度通常総代会を開催した。

 冒頭の来賓あいさつで、大阪府警察本部の小林洋一生活安全部長は日頃の大遊協による地域防犯活動等への協力に謝意を述べた後、大阪府下の治安情勢について、特に特殊詐欺被害の拡大状況について報告した。また、遊技業界へのお願いとして「依存・のめり込み防止対策」「ぱちんこ営業における適切な賞品提供」の2点に言及。依存対策については「ギャンブルとぱちんこは異なる」としながらも、利用者の負担軽減や社会の要請に対応する重要性を指摘した。

 これを受けてあいさつに立った平川理事長は、このたび発表された「賞品提供方法に関するガイドライン」については制定の趣旨を踏まえて適正な運用に努めるとした。また、遵守依存対策への取り組みとして安心パチンコ・パチスロアドバイザーを全ホールに配置し対応していること、2023年6月に都留文科大学の早野慎吾教授を招いてギャンブル等依存症問題に関する講演会などにより、関係者の理解を深め、スキルアップに努めていると述べた。さらに、早野教授による令和5年度大阪府ギャンブル依存対策のための大阪府ギャンブル実態調査・研究の結果では、大阪在住の1万人のサンプル調査において、遊技客の80%以上が年収600万円以下とされており、カジノとは客層が大きく異なることを紹介。その上で「遊技業界の依存問題への取り組みが社会からの関心事であることは事実。引き続き真摯に取り組みを続けたい」とした。

 総会は、総代ならびに代議員55名中、出席36名、委任16名をもって成立が報告され後、議案審議が行われ、すべての議案が承認された。

 続いて、退任理事に対する感謝状贈呈、令和5年度暴排・防犯・少年飛行防止活動優良支部表彰が行われ、総会は終了した。

 総会終了後は懇親会が催され、組合員ならびに関係者は英気を養った。

(フッター写真)左から、平川容志理事長、大阪府警察本部の小林洋一生活安全部長、懇親会の様子

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

もっとスマスロ!
闇スロ撲滅宣言
PAGE TOP