ダイナムが震災対応型コミットメントラインの契約期間を延長〜事業継続計画(BCP)として安定的な資金を確保〜

 全国46都道府県にパチンコホールを展開する株式会社ダイナム(東京都荒川区)は、 主力銀行と2022年1月31日付で震災対応型コミットメントライン(融資枠:150億円)の契約期限を2025年3月31日まで延長することに合意したことを発表した。これにより 平時、震災時に関わらず、あらかじめ定められた条件で迅速な資金調達が可能となる。

 コミットメントラインとは、 企業と金融機関があらかじめ設定した期間・融資枠の範囲内で、企業が随時借り入れを可能とする契約を指す。一般的なコミットメントラインでは、震災等の大規模災害時には金融機関の貸出義務が免責されているため、企業にとっては大規模災害発生直後の資金確保に困難が生じる可能性があるが、震災対応型コミットメントラインは震災による金融機関の免責事項を外した契約となっているため、震災等の大規模災害発生時であっても、融資枠の範囲内であれば迅速な資金調達が可能となる。

 同社は大規模災害など事業の継続を脅かす重大なリスクが発生した場合においても事業を円滑に継続するためにBCP体制の確立に積極的に取り組んでいるとしている。

【震災対応型コミットメントラインの概要】借入限度額:150億円/契約期限:2025年3月31日/金融機関:みずほ銀行、三井住友銀行/特徴:震災発生時も平時と同様に、あらかじめ定められた条件で借入可能

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