全国にパチンコホールをチェーン展開するダイナム（東京都荒川区）は10月21日、 企業版ふるさと納税（地方創生応援税制）を通じて宮城県名取市が推進する「なとりこどもファンド事業」へ50万円を寄付した旨伝えた。なお、同事業への寄付活動は昨年に続き2回目となる。

　同社では地域社会の発展に寄与するため、さまざまなボランティア支援・寄付活動を全国で展開。企業版ふるさと納税を通じた寄付活動については2021年より実施しており、今回で11件目となった。

　10月18日に宮城県名取市役所で行われた目録贈呈式には、同社を代表してダイナム宮城名取美田園店の田中祐太ストアマネジャーが参加。名取市の山田司郎市長に目録を贈呈した。

　山田市長は、今回のなとりこどもファンド事業への2年連続での寄附、および美田園地域での協働事業や公民館事業への同社の協力に謝意を伝えた後、当該事業について「子育て教育先進都市を目指す本市として大変力を入れている。将来を担う子どもたちが子どものうちに街づくりに参画し、将来の街づくりを担う人材に育って欲しいという願いのもとで取り組んでいる」と説明。2回目の企業版ふるさと納税を行った同社に対し、趣旨への理解を感謝するとともに今後の協力を呼び掛け、寄附を有効に活用することを伝えた。

　ダイナムでは、今後も地域とのさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続していくとしている。