パチンコホールを中心に総合エンターテインメント事業を展開するマルハン(京都市上京区、東京都千代田区)は12月19日、同社の従業員が実施するマルハン従業員募金から、茨城県と石川県・津畑町に大雨災害義援金を寄付した旨、伝えた。なお、11月21日に茨城県、12月12日に石川県河北郡津幡町を代表社員が訪問し、義援金として各50万円を届けたという。
「マルハン従業員募金」は、“マルハン従業員が社会のためにできること”として、各事業所のバックヤードに設置している従業員用飲料自販機において、売上1本あたり10円を積み立て、従業員からの申請に基づき国内外のNPO・NGO・福祉団体などに寄付する活動で、2010年より行っている。
茨城県を訪問したマルハン水戸けやき台店の大村大輔マネージャーは「2023年台風第13号により茨城県広域に被害が出た。当店のスタッフにも被害が出る状況で、我々に何かできることがないかと考えていた時に、従業員自動販売機募金のことを思い出し行動に移した」とコメント。津幡町を訪れたマルハン福久店の熊坂政之店長は「2023年7月12日津幡町では1964年以来の水害が発生した。当店のスタッフが津幡町に住んでいることもあり、何か支援できることはないかと声が上がり、今回の自販機募金での寄付を思い立った」とし、共に災害支援の一助となれたことに充足感を示した。
マルハンは良き企業市民として社会への責務を果たすべく、自らが社会を構成する一員であることを意識。同社の店舗を利用しない人にも「マルハンがあって良かった」と思ってもらえるよう、今後とも、企業、従業員ともに、地域社会との「共感・信頼」、社会の持つさまざまな問題に真摯に取り組み、「良き企業市民」としてさまざまな社会貢献活動に努めていくとしている。
この記事へのコメントはありません。