NEXUSグループの中核企業であるNEXUS株式会社(群馬県高崎市)は9月19日、2024年6月期決算を報告した。
これによると売上高は3502億2200万円(前年対比114%)、営業利益は57億5100万円(前年は△3億9200万円)、経常利益は50億8100万円(前年対比161.6%)となった。熊本県初となるDステーション39松橋インター店の新規出店に加えて、前年度出店した11店舗の通年営業が貢献し大幅増収となった。また、光熱費や新規出店費用などの経費が前年度と比較して大きく減少し、営業利益・経常利益も昨年を大きく上回る結果となっている。
また、決算報告では新紙幣対応に伴う支出を「本年度の特徴的な支出」としており、スマート遊技機や既存店店舗設備への投資は「永続的に必要なもの」と区別。今後も事業継続のために収益拡大を図るとしている。
新年度事業計画は、数店舗の新規出店により、売上高3800億円、営業利益80億円を目指す。
なお、遊技事業以外では、D’ステーションレーシングが世界三大自動車レースのひとつ「ルマン24時間レース」で入賞、日本最高峰の「スーパーGT」での初優勝、フェンシング事業では、NEXUSフェンシングクラブ所属3選手によるパリ五輪での活躍等、スポーツ関連事業における飛躍が報告されている。
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