ABC(静岡市駿河区)は4月19日、20日に開催されたBリーグ男子プロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」のホームゲームにて、障がい者アートを活用した社会貢献型WALL ARTの会場装飾に協賛いたことを伝えた。
社会貢献型WALL ARTとは、障がい者アートを活用したスポンサー連動型WALL ART展示のこと。協賛費用の一部は、アーティストが所属する団体へ還元され、今後の創作活動や支援環境の充実に活用される。
当日(4月19日)は、特別支援学校卒業生を中心にアート活動を行うatelierQUOKKA と実際に制作を行った所属アーティスト・障がい者アートのブランディング等を推進し今回制作サポートを行ったデザインユニットNODD(合同会社GRIPGRAP)・株式会社VELTEX スポーツエンタープライズ、ならびにABCによる合同記者発表が行われ、障がい者アートの現状や本事業の意義、支援の背景についての発表が行われた。
ABCの冨田和宏代表取締役社長は記者会見で、同社の「すぐそこにあるワクワク」というブランドメッセージと、ベルテックス静岡の「スポーツで、日本一ワクワクする街へ」というミッションには共通点があることを指摘。また、GRIPGRAP社の障がい者アート推進への取り組みに感銘を受けたとも述べ、今回のプロジェクト実現の経緯を説明した。その上で、「ウォールアートを通じて何かを感じ、障がい者アートへの理解が深まり、ゆくゆくは社会課題の解決へとつながることを心より願っています」とコメントした。
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