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DYJH、2023年3月期 中間連結決算速報

 ダイナムジャパンホールディングス(東京都荒川区)は11月24日、2023年3月期の中間連結決算を発表した。同社の2023年3月期中間連結決算は、営業収入56,195百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益3,881百万円(前年同期比42.2%減)、中間利益1,183百万円(前年同期比65.4%減)と増収減益となった。

 当中間期においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大、沈静化が繰り返される状況のなか、段階的に行動制限が緩和されるなど社会経済活動が正常化しつつあるものの、新たな変異種株による感染再拡大や原材料価格の高騰、急激な円安による物価上昇懸念の高まりもあり依然として先行き不透明な状況が継続。遊技業界においては、パチンコ機における複数の人気機種の台頭やパチスロ機における規制見直しに対応した新基準機の導入が順次進んでおり、前年同期比で営業収入は増加傾向にある。

 同社グループにおいては、営業収入は増収を確保した一方で、遊技機の減価償却負担の上昇、電気代の高騰など営業経費が大きく増加しており、店舗における人時生産性の向上、清掃業務の内製化、広告宣伝費の使用抑制など経費削減策に努めたものの減益となった。同社では引き続き、感染防止対策に万全を期した営業に努めるとともに、今般導入されたスマート遊技機など新たな設備投資を積極的に行うことで、今後の収益力回復を図っていくとしている。

 なお、株主への中間配当については、1株あたり2円50銭とした。また決算の詳細については以下、https://www.dyjh.co.jp/ir/archives/quick/index.htmlより資料をダウンロードできる。

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