全国にパチンコホールをチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は3月31日、1月19日から2月16日の期間に「一般社団法人パチンコ・トラスティ・ボード(以下PTB)」による評価調査を受け、 全10分野(ガバナンス、基本的姿勢、フレーム、財務プロセス、反社会、社会的要請、その他法令、風適法、労働法、内部監査)において、上場会社の模範となるレベルの最高ランク「AAA」評価を獲得した旨、発表した。
本年度の評価調査では、ダイナム本部ビルでの部門責任者・担当者ヒアリング、規定・マニュアル・帳票類の確認に加えて、PTBにより選出された2店舗への視察・ヒアリングなどが実施された。その結果、本年度の評価は、全ての項目が最高ランク「AAA」評価となっており、前回調査(2020年)に続き、3回連続での最高評価となった。
ダイナムではPTB設立当初から評価調査を受けており、経営姿勢の開示、コンプライアンス協議会の発足、内部監査規定見直しなど、社内体制の改善に継続して取り組んできた結果、2012年に親会社であるダイナムジャパンホールディングスが世界基準の評価を得て香港証券取引所メインボードへの株式上場を果たすことにつながったと考えている。
PTBの解散に伴い、本調査は今回が最後となるが、評価基準を参考にした内部監査手続きのほか、外部専門家による定期調査等の仕組みを整備し、さらなる管理体制の向上に取り組んでいくとしている。
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