全国にパチンコホールをチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は4月1日、同社本部ビルで「2023年度ダイナム入社式」を開催。本年度は、昨年に引き続き対面での実施とし、新入社員28名を迎えた。なお、新入社員は入社式の終了後、静岡県伊東市の自社研修施設(天麗301研修所)へ移動し、5泊6日の教育プログラム(新入社員導入研修)を経て店舗へと配属される。
当日は保坂代表取締役社長があいさつに立ち、歓迎の気持ちを伝えるとともに、「パチンコ業界は今、これまでの共存共栄から競争・淘汰の時代へと本格的に移行し始めている」と業況を俯瞰。「当社も直近3年間においては少し足踏みをしたが、今後の3年間においては再成長を果たし創業60周年の節目を迎えていきたいと考えている」との意向を示した。
また、「遊技人口の減少や、若年層の客離れ、デジタル化の遅れなど、業界として解決しなければならない課題は多くあるが、パチンコホールには“リアル店舗”ならではの存在価値というものがあり、まだまだ成長・発展し続けられる伸びしろやチャンスがある」と指摘。「業界の未来を拓き、明るい将来をつくるのは我々ダイナムであり、ここにいる皆だ。当社の最終ゴールは、パチンコを日常の娯楽に改革し、大衆の暮らしを豊かにすること。これからも社会に必要とされ、認められる企業になるために正しい道を進み、やるべきことを実行し続けていく。ぜひ、皆も明確な目標を掲げ、志をもって取り組む中でスキルを磨き、自身の価値というものを最大限に高めていって欲しい。皆の成長と活躍を心から期待している」とエールを送った。
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