全国にパチンコホールをチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は7月25日、創業月間である7月度において全国29都道府県の子ども食堂53施設に対して総額115万7200円(6295食)分の「三陸・常磐もの食材」を寄贈した旨、発表した。
このたびの活動は、社会貢献活動の一環として店舗周辺地域の子ども食堂へ食材を寄贈するもの。寄贈食材を「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」から購入することで、店舗周辺への地域貢献とともに、東日本大震災で被災した地域の本格的な復興支援につなげていく。
「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」は、東日本大震災の被災地の本格的な復興に向けて「三陸・常磐もの」の魅力発信・消費拡大を図る官民連携のプロジェクト。同社は東日本大震災の発生以降、宮城県、岩手県、福島県の3県に10年間にわたり累計8億9562万円余の寄付活動を実施してきた。当プロジェクトには本年2月に加盟し、同社社員食堂での「三陸・常磐ランチ」提供など、活動を支援している。
各施設へ提供した食材メニューは、三陸・常磐地域で水揚げ(または、加工)された「さんまフライ」「しらすコロッケ」「ブリの甘酢あんかけ」「サバ味噌煮」の4品目。施設の要望を確認した上で、品目・数量を決定しており、いずれの食材も半年以上の冷凍保存が可能であるため、各施設の任意のタイミングにて利用者への提供が可能だ。なお、この取り組みは8月以降も継続する予定。
ダイナムでは、今後も地域とのさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続していくとしている。
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