日遊協中部支部、「子どもの車内放置撲滅キャンペーン」を実施

 一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協、西村拓郎会長)の中部支部(榎本悟支部長代行)は8月9日、1日と4日に「子どもの車内放置撲滅キャンペーン」を実施したことを報告した。

 8月1日は10時~10時50分に名古屋市天白区の「サンシャインKYORAKU平針店」の駐車場等で実施。日遊協中部支部の榎本支部長代行と役員ら 3名、天白区遊技場防犯組合の近藤勝巳組合長、愛知県天白警察署の担当課長ら3名、天白区民生子ども課の担当課長ら3名、中部遊技機商業協同組合の横山正人理事、回胴式遊技機商業協同組合の石川隆行副支部長、ホール関係者7名の計20名が参加した。

 当日は、参加者が「やめて!子どもの車内放置(一社)日遊協」と書かれたタスキをかけて、ホール駐車場に止めている車を一台、一台点検。結果、幼児の乗車等異常は見受けられなかった。また、来店客等に対して「子どもを連れて来ちゃダメ」と書かれたチラシを配布し、広報・啓発活動を展開したほか、店舗ならびに立体駐車場人口に「お子様連れでのご来店禁止」と書かれたポスターを掲示した。

 なお、県警の夏の防犯活動に併せた合同パトロールを行うとともに、駐車場等における車両関連犯罪(車上ねらい、自転車盗等)の抑止活動もあわせて行った。

 8月4日は16時~16時50分に三重県鈴鹿市の「キング観光サウザンド鈴鹿店」の駐車場等で実施。日遊協中部支部の榎本悟支部長代行と役員ら4名、三重県鈴鹿警察署の署員3名、鈴鹿市役所子ども家庭支援課の職員2名、中部遊技機商業協同組合の木村栄太郎理事、回胴式遊技機商業協同組合の坂井洋一中部・北陸支部長、ホール関係者7名の計1 9名が参加した。

 当日は1日同様、タスキをかけての駐車場巡回、チラシの配布のほか、店舗入口に「子供の車内放置は児童虐待行為です」と書かれたポスターを掲示した。ちなみに、この日も幼児の乗車等、異常は見受けられなかった。

 日遊協では今後も、駐車場で幼い命が犠牲になるという痛ましい事案が起きないよう、取り組みや啓発活動を行っていくとしている。

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