兵庫県遊技業協同組合（平山龍一理事長）および同連合会、同防犯協力会の通常総会が６月14日、神戸市中央区のＡＮＡクラウンプラザホテル神戸にて開催された。総会は組合員総数126名に対して出席、委任状が99名により定款に従い成立した。

　あいさつに立った平山龍一理事長は、ぱちんこが安心して遊ぶことができる身近で手軽な大衆娯楽としての地位を確立するため、業界のイメージ改善に努めることが重要だと述べ、ギャンブル依存症対策など、論点整理の必要性を指摘した。

　来賓あいさつでは、兵庫県の斎藤元彦知事からの祝辞を兵庫県県民生活部の木村晶子県民生活部長が代読。また、兵庫県警察本部の岡本圭司生活安全部長は、日頃の組合による警察行政に対する協力に謝意を述べた他、のめり込み防止対策や健全化等に業界が貢献し、県民が安心して参加できる大衆娯楽として発展することに期待を示した。

　続いて、永年勤続表彰、はぁ～とふるふぁんど功労賞の表彰、共同助成事業内定証の授与式が執り行われた後、議長団が選出され、議案審議に移った。

　議案審議では全６議案が上程され、任期満了に伴う役員改選などすべて満場一致で承認された。

　なお、総会終了後にはただちに臨時理事会が開催され、ここで平山理事長の重任が決定した。

　総会終了後の懇親会では、再選された平山理事長が新しい任期における抱負を述べたのに続き、来賓の自民党兵庫県連会長の末松信介参議院議員、加田裕之参議院議員、全日本遊技事業組合連合会（全日遊連）の阿部恭久理事長がそれぞれ祝辞を述べた。懇親会は180名以上が出席した盛大なものとなった。

（ヘッダー写真）再選された平山龍一理事長
（フッター写真）左から、兵庫県警察本部の岡本圭司生活安全部長、末松信介参議院議員、加田裕之参議院議員、全日遊連の阿部恭久理事長