神奈川県遊技場協同組合（神遊協、伊坂重憲理事長）は６月21日、横浜市西区の横浜ベイホテル東急にて第58回通常総会を開催した。

　総会冒頭のあいさつで伊坂理事長は広告宣伝ガイドラインという全国共通のルールを守っていくことはもちろん、依存問題対策への取り組みについて述べた。特に神奈川県下のホールは神遊協組合員、非組合員も含めてすべてのホールに自己申告プログラムと家族申告プログラムが導入されていること、導入率100％はおそらく全国で初めてだろうということを述べ、組合員に感謝の意を示した。

　来賓祝辞では神奈川県警察本部生活安全総務課の杉澤敦課長代理が祝辞を述べた。杉澤課長代理はあらかじめ配布していたチラシを参照して投資 詐欺、ロマンス詐欺の注意喚起をした上で、広告宣伝ガイドラインについて触れており、神奈川県下でそういう事例はないとしながらも、全国に目を向ければ敢えてガイドラインをすり抜ける事例や第三者を装う事例もあるので適切な広告宣伝に努めるように要請した。

　議案審議では第８号議案まですべての議案が可決承認された。 なお、神奈川県遊技場防犯協力会連合会（伊坂重憲会長）の第31回通常総会も同時に開催され第３号議案までのすべての議案が可決承認されている。

　総会後の祝賀会では、遊技産業議員連盟会長の田中和徳衆議院議員、山際大志郎衆議院議員、木村義雄元参議院議員や多数の神奈川県議会議員などの政治家が来賓した。業界団体からは全日本遊技事業協同組合連合会（全日遊連、阿部恭久理事長）の阿部理事長と千原行喜副理事長、一般社団法人日本遊技関連事業協会（日遊協、西村拓郎会長）の西村会長、全国遊技機商業協同組合連合会（全商協、中村昌勇会長）の中村会長、回胴式遊技機商業協同組合（回胴遊商、大饗裕記理事長）の大饗理事長、そして長野、山梨、千葉、埼玉、の遊協組合の理事長や専務理事などが来賓した。神奈川県警察本部関係者、地元メディア、遊技機メーカーや販売業者や設備業者や仕入れ先などの各取引先業者らも多数来賓した。 　
　異例とも言うべき豪華な祝賀会は盛大に盛り上がって幕となった。

（フッター写真）左：伊坂重憲理事長、右：神奈川県警察本部生活安全総務課の杉澤敦課長代理