京都府遊技業協同組合(京遊協、白川鐘一理事長)の青年部会(木下大佑部会長)は4月18日、京都市上京区の京都ブライトンホテルにおいて第50回となる定期総会を開催した。部会員総数9名のうち出席8名、委任状1名により定款に従い総会は成立した。
役員改選の年となった今回は、2期4年の間、青年部会を牽引した木下大佑部会長が退任となり、新たに新井氏が部会長に選出された。
新井部会長はあいさつで、社会的イメージの変化やユーザー離れなど、業界は逆風といえる状況にあり、課題も山積しているとした上で、「このような状況だからこそ青年部会が積極的に未来への希望を見出していかなければならない」と述べ、「青年部会は遊技業界の伝統と未来の間に立つ存在。時代の変化に即した柔軟な発想で、一致団結して問題に取り組みたい」と抱負を語った。
来賓あいさつでは、京都府警察本部生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室の中峯淳一室長が、青年部会による日頃の警察行政への協力に対して謝意を述べた後、リマインドの意味を込めた業界へのお願いとして「各種ガイドラインの遵守」「のめり込み・依存対策」「業界の社会的地位向上に対する取り組み」の3点に言及した。
京遊協の白川理事長は、あいさつの冒頭で全国に青年部会が誕生した当時を振り返った後、カジノとパチンコの違いに触れ、「カジノは博打だが、我々は大衆娯楽。青年部会員はこのことを肝に銘じて新しい時代を作って欲しい」とエールを送った。
なお、総会で審議された4つの議案はすべて満場一致で可決、承認された。
総会終了後は、懇親会が催されたが、少人数ながらも強い結束力が感じられる京遊協青年部会は、今回の木下部会長の退任に際して、4年間の功績を讃えるスライドショーを準備。花束の贈呈をもって木下部会長の4年間の活躍をねぎらった。
(ヘッダー写真)左から、新井丈博新部会長、木下大佑部会長、白川鐘一理事長
(フッター写真)京都府警察本部生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室 中峯淳一室長
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