日遊協が第3回女性活躍推進フォーラムを開催

 一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協、西村拓郎会長)の人材育成委員会は12月1日、11月25日に3回目となる「令和3年度女性活躍推進フォーラム」を開催したことを報告した。当日は19社31名の女性社員が参加するなか、エンタテインメントビジネス総合研究所(EBI)の立川美夏子氏を講師に「インバスケット思考~究極の判断力を身につける~」と題したセミナーを実施。その後、参加者が6グループに分かれて、課題に取り組むディスカッションを行った。

 フォーラムでは、まず前回の振り返りと現在の進捗状況の報告を行った。

 続き、フォーラムの3つの目的の1つ「実務の後押し」となるセミナーには、EBIの立川美夏子氏が登壇。「インバスケット思考~究極の判断力を身につける~」と題したレクチャーではインバスケット思考について、限られた時間や条件の中で同時多発的に発生するアクシデントを解決・処理していく思考方法だと説明。インバスケット思考を続けていくことで優先順位決定力と問題解決力、判断力が磨かれ、より速やかで客観的・合理的な判断が可能となるとした。また参加者は、3つのルールである「絶対的な正解はないと理解する(各自が置かれた状態、社内ルール、地域環境などで優先順位は変化する)」「主人公になりきって取り組む」「時間を意識する」等を知識としてインプットした上で、グループに分かれてインバスケット思考を体験した。

 その後、ブレークアウト機能を使用したグループディスカッションを実施。「企画書」フォーマットのうち、提案議題、その目的、背景(現状)の3点にぶれない1本の柱を通し、具体的企画内容づくりに着手することを今回の目標とした。また次回は各グループの進捗状況を確認するために短時間のプチプレゼンを行うため、そこに向けての準備も含まれた。なお、企画作成にあたり、フォーラム以外での打ち合わせには引き続きビジネス用SNSを使い、すべてオンラインで練り上げていく。

 最後に人材育成委員会の羽山雄介副委員長が、「折り返しを過ぎたが、次回のプチプレゼンではぜひ本番を想定した発表をお願いしたい。どのグループも皆の思いが詰まっていると思うが、それを初めて聞いた人はどう感じるだろうか、伝わるだろうかと想像し、グループの皆で協力しながら課題を進めていただきたい」とあいさつした。

 なお、4回目以降の予定については、第4回が12月21日で、内容は「プレゼンテーションのポイント」をテーマにしたセミナーとグループディスカッション。第5回 は2022年2月24日で、内容はグループでのプレゼンテーション準備の後、派遣担当者も成果(プレゼンテーション)を視聴する形で企画発表を行い、これに伴う表彰式および閉会式を実施する。

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