三重県遊技業協同組合(三遊協、権田清理事長)は5月23日、三重県津市のホテルグリーンパーク津において、第62回通常総会を開催した。
開催に先駆けて会場では、フリースクール「三重シューレ」への運営支援金の贈呈、三重県防犯協会連合会へ啓発物品の贈呈、特定非営利法人「三重ダルク」への助成金内定証の交付、公益社団法人三重犯罪被害者総合支援センターから三遊協に対する感謝状の贈呈が行われた。
総会冒頭あいさつに立った権田理事長は、「遊技参加人口の減少傾向が続いてきた中、今年はその回復に本格的に取り組む年だと考えている」と述べ、新型コロナウイルスの5類移行やスマート遊技機の登場など、厳しい経営環境の中にありながらも業界は転換期を迎えていると指摘。依存対策などにも今まで以上に注力する必要があると述べた。社会貢献活動については、「厳しい経営環境の中でも社会貢献の火は消さない」という信念の下、継続した取り組みを継続するとして組合員に協力を呼びかけた。
三重県警察本部からは来賓として生活安全企画課許可等事務室長の村田真紀子警視が隣席し、大林昌弘生活安全部長からの祝辞を代読した。祝辞では、日頃の警察行政への協力に対する感謝の意が述べられた後、ぱちんこ営業については「広告宣伝のあり方」「依存防止対策」の2点について組合として適切な対応に努めるよう要請があった。
議案審議に先立ち、組合員24名中、出席18名、委任4名の合計22名による総会成立報告が行われた。
議案審議では、1号議案「令和4年度事業報告及び収支決算承認の件」、2号議案「令和5年度事業計画決定の件」、3号議案「令和5年度収支予算決定の件」、4号議案「役員改選の件」、5号議案「総会スローガン採択の件」が審議され、満場一致で承認された。なお、役員改選では、権田理事長の重任が決定した。
(写真)左:重任となった権田理事長 右:総会に先立って行われた寄付金贈呈式の様子
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