全国遊技機商業協同組合連合会(全商協、中村昌勇会長)は6月12日、ヒルトン東京お台場「オリオン」の間にて第35回通常総会を開催した。
冒頭あいさつで中村会長は、スマート遊技機の登場で新規ユーザーの獲得やスリープユーザーを呼び戻すことが期待されるとして、全商協として適正な流通に取り組むことを明言。遊技機、広告宣伝など大きな変化の中にある現在、取扱主任者の点検確認スキル向上に引き続き努めるとした。
続いて警察庁生活安全局保安課の松下和彦課長のあいさつを同課の坂ノ上圭佑課長補佐が代読、スマート遊技機の登場で新たな遊技環境になったとして、それを適正にするためにも、トラック運転手の2024年問題への対応なども含めて、中古機の健全な流通システムの確保、点検確認の徹底などを要請した。
役員改選では中村会長が再任。再任された直後に中村会長は「これからも業を守っていかなければならない」として、行政、メーカー団体、ホール団体と相談をしながら諸問題に対応していくと述べた。
総会後の懇親会は、業界の主要団体のトップがほぼ勢ぞろいで来賓出席する盛大なものとなった。また、昨年の参議院議員選挙で次々点となり現在繰り上げ当選待ちとなっている木村義雄元参議院議員がかけつけ、全商協を中心に日頃の支援等に対して謝意を述べた。懇親会の終盤には平沢勝栄衆議院議員が来場し、政治の力を上手く活用することの重要性を会場にいた多くの業界関係者に向けて説いた。
(写真)ヘッダー:中村会長 フッター:左=木村義雄元参議院議員 右=平沢勝栄衆議院議員
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