【総会】京都府遊技業協同組合青年部会 第49回定期総会

 京都府遊技業協同組合(京遊協、白川鐘一理事長)の青年部会(木下大佑部会長)は4月17日、京都市上京区の京都ブライトンホテルにおいて第49回定期総会を開催した。冒頭、部会員11名中、出席者9名、委任状2名により、総会の成立が報告された。

 議事に先駆けてあいさつに立った木下部会長は、2021年4月に部会長に就任して以来、初めて新型コロナウイルス感染症の影響を受けることなく例年の行事を行うことができたと述べ、今後も益々青年部会の活動を充実させていくとし、部会員に協力を求めた。

 議長選任後、議事に移り、「令和5年度活動報告、決算報告及び監査報告承認の件」「令和6年度活動計画(案)承認の件」「令和6年度予算(案)承認の件」が審議され、すべて満場一致で承認された。

 来賓あいさつでは京都府警察本部生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室の向日路孝祥室長補佐より、青年部会による地域の安全・安心に対する取り組み等に対して謝意が示された後、ぱちんこ営業の健全化について「広告宣伝の健全化」と「のめり込み・依存防止対策」の2点について言及があった。中でも「のめり込み・依存防止対策」については着実に推進していると評価。その上で「ぱちんこは“適度”に楽しむ遊びである」という言葉にある“適度”の意味については「人によって(基準が)異なる」と語り、リカバリサポート・ネットワークが例示している指標を紹介した上で、自己申告・家族申告プログラム等の継続した取り組みに協力を要請した。

 京遊協からは白川理事長も隣席し、あいさつでは大阪IRの開業に伴うぱちんこ業界へのバッシングを懸念する旨が語られ、部会員に対して「のめり込み・依存防止対策」を今一度認識するように求めた。また、業界人であることと同時に「人間としても大きくなって欲しい」と昨年に引き続き部会員に対してエールを送った。

 なお、総会終了後は懇親会が開催され、大阪府遊技業組合連合会青年部会の金森健鎰部会長、兵庫県遊技業組合連合会青年部会の新井稔史部会長も参加して、親交を深めた。

(フッター写真)左から、木下大佑部会長、白川鐘一理事長、京都府警察本部生活安全部生活安全企画課許可等事務審査室 向日路孝祥室長補佐

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