埼玉県遊技業協同組合(趙顕洙理事長)は6月4日、さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野にて第57回通常総会を開催し、第5号議案までのすべての議案が可決承認された(同時に埼玉県遊技業防犯協力会第57回通常総会を開催しすべての議案が可決承認されている)。
総会の冒頭のあいさつで趙理事長は、新型コロナウィルス5類移行から1年が経過したことで経済が動いているが、ぱちんこ業界においてはスマスロの好調さとは別にスマパチの苦戦があること、今年の2024年問題や新紙幣への改刷について触れ、まだまだ厳しい業界環境にある認識を吐露。
一方で埼玉県遊技業協同組合は遊協組合の規模としては300店以上有する全国5番目であるとして、団結して難局を乗り切って行くことを呼びかけた。
事業報告では、3月末現在の加盟組合員の店舗数は318店舗(前年同期比−12店舗)、遊技機総設置台数は155,403台(前年同期比-3,017台)であり、とりわけ中小店舗は厳しい営業を強いられ続けていることが報告された。
役員の補充選任では、7名の理事が補充選任された。
来賓祝辞では、埼玉県警察本部の橋本昭文生活安全部長が、適切な広告宣伝に努めること、自己・家族申告プログラムなど依存問題への対応、そして県下で発生していないと断りながら釘曲げや賞品買取事犯を発生させないように注意喚起した。
総会後の祝賀会では、埼玉県議会の齊藤邦明議長や全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連、阿部恭久理事長)の星山聖達副理事長(千葉)らが来賓として祝辞を述べた。
総勢130名参加の祝賀会は盛大に幕となった。
(ヘッダー写真)趙顕洙理事長
(フッター写真)左から、橋本昭文生活安全部長、埼玉県議会の齊藤邦明議長、全日遊連の星山聖達副理事長
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