マルハン(京都市上京区、東京都千代田区)の北日本カンパニー(マルハン北日本、韓俊代表取締役社長)は9月25日、所属選手である2024年パリ五輪レスリング男子グレコローマン77㎏級金メダリストの日下尚氏が、9月13日から21日にクロアチア・ザグレブで開催された「2025 UWW レスリング シニア世界選手権」に出場し、同階級で銀メダルを獲得したことを伝えた。
また、同選手は今後の活動として、10月1日より世界のトップクラス選手が集うドイツ・ブンデスリーグ1部「SV Germania 04 Weingarten」に招待を受け参戦することが決定。同リーグでは、10月3日から全5試合に出場する予定という。
日下選手は銀メダルを獲得した試合について、「今回の敗戦で自分がまだ最強ではないことを改めて実感した。僅差ではなく相手の戦略にはめられ完敗だったことで課題や伸びしろを明確に教えてもらえたと思う」と振り返るとともに、「こうしたライバルの存在は自分にとって大きなモチベーションになる。次は必ず勝つという強い気持ちでまずは体力づくりからやり直し、ブンデスリーグでの実戦を通じて外国人選手への対応力を磨きたい」とコメントを寄せた。
2024年パリ五輪で金メダルを獲得した日下選手は現在、「2028年ロサンゼルス五輪での2連覇」という次なる目標に向けさらなる進化と挑戦を続けている。
マルハン北日本では、「日下尚の挑戦と活躍を通じて、皆と共にヨロコビあふれる未来を創造していく」としている。
(写真)左から、日下尚選手(日本)、マルカス・アモヤン選手(アルメニア)、アフメト・ユルマズ選手(トルコ)、ロバートアティラ・フリッチ選手(ハンガリー)
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