ダイナムジャパンホールディングス(DYJH、東京都荒川区)は5月25日、2022年3月期の連結決算を発表した。
これによると、同社の2022年3月期連結決算は、貸玉収入が5069億4900万円(前期比6.7%増)、営業収入1051億4100万円(同6.6%増)、営業利益106億5400万円(同58.4%増)、当期利益49億7700万円(同111.7%増)と増収増益となった。
中核事業であるパチンコホール事業においては、営業収入がコロナ禍前の水準に回復していない現況を踏まえ、店舗におけるローコストオペレーションの徹底や不採算店舗の閉鎖など収益力の維持向上に継続して取り組んできた。また、政府からの雇用調整助成金や産業雇用安定助成金を活用するなど、従業員雇用の維持にも注力している。なお、2022年3月末現在の店舗数は433店舗となっている。
航空機リース事業については、安定的な収益を確保しており、今後も航空業界の動向を慎重に見極めながら業容の拡大を目指していく。
同社グループは、すべての従業員が顧客視点に立ち、心から楽しめる時間と空間を提供することがパチンコ事業の使命であると考えており、今後もホールでの感染症予防対策を徹底し、顧客が安心できる遊技空間を提供することで業績の回復に努めるとしている。
なお、株主への期末配当は、1株当たり2円60銭。
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