パチンコホールを全国展開するマルハン（京都市上京区、東京都千代田区）は8月19日、同社の東日本カンパニーが運営する複合施設「プラザアピア」（静岡市駿河区）が8月27日に現在運営しているボウリング・カラオケ・ゲームに加え、新たに地域密着型グランピングBBQ施設「TERRACE BASE APIA（テラスベースアピア）」を開業する旨、発表した。

　施設は「テント席やソファ席、一人用と利用シーンに合わせて選択可能」「こだわりのグリル機器と種類豊富な貸出備品が常備」「こだわりの食材とドリンクバーの利用がセットで可能」「食材・キャンプグッズの持込の可能」「ボウリングやカラオケ施設と同時予約で割引サービスあり」が特徴となっている。

　プラザアピア静岡はボウリング場「静清フレンドボウル」（120レーン）として1972年12月に開業。1980年に現在の名称プラザアピア静岡に改称。施設は長らく、マルハングループの旗艦店、県内最大級のアミューズメント施設として、特徴的なテレビCM「アピアでまってる！」とともに地域に愛される店舗運営を行っていた。

　開業から46年が経過し老朽化が著しく2018年8月に一度閉店し、2020年5月28日に建替を行い複合施設としてリニューアル開業。2022年は施設開業50周年を迎えている。本館は2階に「プラザアピア静岡」ボウリング・カラオケ・ゲームが出店しており、1階ではパチンコ・スロット店「マルハン草薙アピア」が営業。別館は地域密着型ショッピングセンターとして、ツルハドラッグ傘下のドラッグストア「杏林堂」や大型衣料品店「あかのれん」、100円ショップ「ダイソー」、セブン&アイHD傘下のファミリーレストラン「デニーズ」、「ケンタッキーフライドチキン」が出店している。

　マルハン東日本カンパニーは、「人生にヨロコビを」という経営理念のもと、社業を通じて明るく楽しい社会づくりに貢献したいと考えるなか、「人は遊びで笑顔になり、笑顔は人の心を開く。そして人と人のつながりが明るい世の中をつくる」との思いもと、“食”のエンターテイメントによる家族、友人、職場の仲間等々、大切な人々と一緒に人生のヨロコビを噛みしめる場「 TERRACE BASE APIA（テラス ベース アピア）の計画を推進してきたという。今後も、地域住民にさまざまな機会を通じてヨロコビの瞬間を創出し、地域とつながる場に進化させていきたいとしている。