全国にパチンコホールをチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は11月7日、任意団体work with Prideが策定した企業・団体などにおけるLGBTQ+に関する評価指標「PRIDE指標2023」の最高位となるゴールドを受賞した旨、発表した。ゴールドの受賞は、2020年より4年連続の受賞。
同社は、2020年4月にダイバーシティ&インクルージョン推進の方針として、「多様な人材の活躍がダイナムの未来をつくる~画一化から多様化へ~」を掲げ、5つのテーマについて取り組みを推進。そのうちの一つに多様な性を尊重し、性自認・性的指向での偏見や差別をしないことを目的としたLGBTフレンドリーの取り組みがある。これらの取り組みが、PRIDE指標における5つの指標それぞれにおいて高く評価された。
ダイナムでは、これからもダイバーシティ&インクルージョン方針のもと、多様な性やライフスタイル、キャリアを受け入れて活かす企業風土づくりに努めていくとしている。
<ダイナムの主な取り組み内容>
1)Policy(行動宣言)
経営層からのメッセージを従業員に発信し、これまでのLGBTQ+に関する取り組みを社内外に発信。
2)Representation(当事者コミュニティ)
社内外に相談窓口を設置し、従業員からの相談を受け付ける体制を整備。
3)Inspiration(啓発活動)
従業員向けの教育システムにLGBTQ+に関する内容を掲載し、認知・理解促進に努めている。また、勉強会の参加者には、LGBT-Ally(アライ/理解・支援者)ステッカーを配布。
4)Development(人事制度・プログラム)
2020年8月、一定の条件のもと、同性パートナーシップ制度を導入。会社が指定する必要書類の提出を行い、会社の承認のもと認定書を発行する。認定されると、法律婚と同等の各種制度や手当の申請も可能となった。また一部条件付きだが、通称名の使用も許可している。
5)Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
外部相談窓口を務める「株式会社アウト・ジャパン」主催のオンラインイベントに参加し、他社との情報交換や社外発信を行っている。
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