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セガサミー、新たなキャリア支援施策導入へ

 セガサミーホールディングス(セガサミー、東京都品川区)は39日、多様な人財が活躍できる就業環境の構築を目的として、働く時間、働く場所を選択できる「セレクトタイム制度」および「セレクトロケーション制度」を41日より導入する旨、発表した。

 セガサミーグループは多様性への理解と尊重が新しいビジネスの創造につながると考え、ダイバーシティ経営に積極的に取り組むなか、2019年には性的マイノリティの人が差別や偏見にさらされず前向きに生活できる社会の実現を目的としたイベント『東京レインボープライド』への協賛を開始。21年にはダイバーシティを含むサステナビリティについてグループ従業員のさらなる意識醸成および理解促進を目的とした社内イベント『セガサミーサステナブルウィークス』を開催するなど、社内外に向けた啓発活動を行ってきた。またセガサミーでは、育児休業期間の延長や介護休業中に対する金銭的サポートの実施、同性パートナーの各種制度の適用等、多様な人財が活躍できる就業環境を整備している。

 加えて、今回導入する「セレクトタイム制度」と「セレクトロケーション制度」により、さらなるダイバーシティの推進を目指し、働く時間や働く場所を選択可能にすることで、育児や介護などによるキャリアの分断や望まぬ離職を防ぎ、さまざまな背景を持った社員の活躍を支援する。

 なおセガサミーは、本施策の内容に関して今後、同社に勤めるすべての社員が多様な事情や価値観に応じて選択できるように検討するとともに、グループ会社への導入も検討していくとしている。

【制度の概要】

<セレクトタイム制度:働く時間を選択できる制度>

 以下の働き方を可能にする(①、②の併用も可)。①所定労働時間を14時間~7時間の間で選択、②すきま時間を活用したフルタイム勤務(8時間)。対象は育児もしくは介護短時間勤務の適用を受けられる社員。

<セレクトロケーション制度:働く場所を選択できる制度>

 地方におけるリモートワークの選択を可能にする。対象は親の介護、配偶者の転勤、里帰り出産などの事情があり常時リモートワークが可能な職種かつ会社の承認を受けた社員(月12回の出社)。

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