マルハン(京都市上京区、東京都千代田区)の北日本カンパニー(マルハン北日本、韓俊代表取締役社長)は7月9日、フィッツコーポレーション(東京都港区、富樫康博代表取締役)と連携し同社が展開する業務用アロマディフューザー「Laaveen(ラヴィーン)」をマルハン北日本が運営する全110店舗へ一斉導入したことを伝えた。7月7日より各店舗の風除室(エントランス)などにて、香りによる空間演出を開始しているという。
近年、エンターテインメントや娯楽のオンライン化が進む中で、リアルな場だからこそ味わえる「体験価値」があらためて注目されている。そのような背景で、マルハン北日本では「ジャパニーズ娯楽」という事業コンセプトのもと、実店舗における五感を刺激する体験設計に注力してきた。
今回の導入では、これまでの視覚・聴覚・触覚・味覚に加えて、「嗅覚(香り)」の領域にも着目。香りのリーディングカンパニーであるフィッツコーポレーションと共に空間の価値をさらに高める取り組みとして「Laaveen」の導入を決定した。
本取り組みは、マルハン北日本が目指す「人々のもっとも身近にある非日常」という空間づくりと、フィッツコーポレーションが持つ高品質な香りソリューションとの共鳴により実現したもの。両社の強みを掛け合わせ、これまでにない上質な香り体験を来店客に提供する。
なお、マルハン北日本は今後も、五感を通じた「体験価値」の向上を追求し、地域社会に根ざした新しいエンターテインメントの形を創造していくとしている。
【設置する香りについて】
来店客に、足を踏み入れた瞬間から「心地よさ」や「非日常感」を感じてもらえるよう、店舗のエリアごとに異なる香りを演出する。
【風除室に設置する香り】
高級ホテルでも採用されているホワイトティーをベースに、シトラス系のアクセントと「オーシャンノート」を加えた香りを使用。まるでリゾート地を訪れたかのような、爽やかで開放感のある非日常空間を演出する。
【お手洗いに設置する香り】
ホワイトティーに柔らかなフローラルを重ね、5つ星ホテルのロビーを思わせるような上品な香りを採用。清潔感と高級感を兼ね備えた香りで、ほっと一息つける上質な空間を提供する。
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