パチンコホールを中心に総合エンターテインメント事業を展開するマルハン(京都市上京区、東京都千代田区)は11月7日、同社の従業員が実施する「マルハン従業員募金」から鹿児島県と熊本県に豪雨災害への寄付金として各100万円を届けた旨、伝えた。鹿児島県では10月15日にマルハン鹿児島新港店の楠田義治店長が伊地知芳浩保健福祉部長を訪問、熊本県では10月31日にマルハン小山店の今西健志店長が下山薫保健福祉部長を訪問しそれぞれ寄付を手渡した。
今回の寄付についてマルハン鹿児島新港店の楠田店長は、災害当時を振り返り、日常生活を営めることの尊さを痛感したとしつつ「日常を取り戻せた感謝を形にすべく寄付を起案した。マルハンユニオン本部や仲間の迅速な対応に支えられ、マルハンの一体感を強く感じた。今後も地域に寄り添い、支援活動を続けていきたい」とコメント。マルハン小山店の今西店長も甚大な被害を振り返りつつ「“今できる支援”を考え、社内で義援金寄付を起案した。福岡・佐賀・長崎・熊本の9店舗、100名を超える従業員の賛同を得て、被災地の早期復興を願う想いを形にすることができた。今回の取り組みを通じ、相互扶助の大切さを改めて実感した。今後も地域に寄り添った支援活動を続けていきたい」との言葉を寄せた。
「マルハン従業員募金」は、“マルハン従業員が社会のためにできること”として、各事業所のバックヤードに設置している従業員用飲料自販機で売上1本あたり10円を積み立て、従業員からの申請に基づき国内外のNPO・NGO・福祉団体などに寄付する活動で、2010年より実施されている。
マルハンでは、良き企業市民として社会への責務を果たすべく、自らが社会を構成する一員であることを意識。同社の店舗を利用しない人にも「マルハンがあって良かった」と思ってもらえるよう、今後とも企業、従業員ともに地域社会との「共感・信頼」を重視し、社会の持つさまざまな問題に真摯に取り組み、「良き企業市民」として多様な社会貢献活動に努めていくとしている。
(ヘッダー写真)左:鹿児島県 伊地知保健福祉部長(左)・マルハン代表社員(右) 右:マルハン代表社員(左)・熊本県下山保健福祉部長(右)
















PAGE TOP
この記事へのコメントはありません。