マーケティング

機種別遊ばれ方分析レポート 7月19日号

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 今週は5/24以降にリリースされた319ミドルスペックに注目して、遊ばれ方をまとめてみた。「P牙狼MAXX-MC」(P牙狼月虹ノ旅人)が含まれているので、当該機絶好調の要因についても考えたい。集計対象機種は「Pベルセルク無双M-Z」「P弾球黙示録カイジ5V1A」「P牙狼MAXX-MC」「P 桜花忍法帖MD」の4機種。

 「長時間遊技者比率」「短時間遊技者比率」「1人あたり平均遊技時間」ともに、上位グループ(ベルセルク/牙狼)と下位グループ(カイジ/忍法帖)に分かれたイメージが確認できる。「1人あたり平均遊技時間」では上位グループと下位グループの間に約10分近い開きが生じている(6週目時点)。

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 絶好調が伝えてられている「P牙狼MAXX-MC」だが、以外にも3要素では「Pベルセルク無双M-Z」の動きと似通っている。言い換えると、それだけ「Pベルセルク無双M-Z」が良好な動きをしていると評価できる。両者は週によっては多少の凹凸があるものの、ほぼ似たような動きを見せているが、もう1つの指標である「1人あたりアウト構成比」で見ると違いが見えてくる。「1人あたりアウト構成比」は、対象機種の平均アウトに対して、1人のプレイヤーがどの程度影響しているかを示すものであり、この値が高い(=1人のプレイヤーへの依存度が高い)場合は、プレイヤーの(後続の新機種などへの)寝返りにより、一気にアウトを減少させる可能性がある。つまり、「1人あたりアウト構成比」が低く抑えられている機種は、平均アウトが安定していると見ることができる。現在、「P牙狼MAXX-MC」の稼働安定度は最高レベルの「盤石」に位置しており、「やや安定」〜「やや不安定」というレンジを推移している「Pベルセルク無双M-Z」とは異なる状況にある。

 まとめると、上位グループの2機種は同じような遊ばれ方をしているが、「P牙狼MAXX-MC」の方が稼働に圧倒的安定感があり、平均アウトだけでは見えない潜在力が感じられるということになる。

(集計・監修) ワールド・ワイズ・ジャパン市場調査部 (データ提供) SUNTAC株式会社 システム横断型業界統計サービス TRYSEM https://www.suntac.jp/

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