回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、大饗裕記理事長)は7月6日、大阪市浪速区のホテルモントレグラスミア大阪において、令和5年度の近畿地区研修会を開催した。
実行委員長である近畿支部の田辺哲支部長による開会のあいさつに続き、大阪府警察本部保安課の林秀行課長補佐による行政講話が行われた。講話では、大阪府下の最新の犯罪情勢や特殊詐欺の具体的な手口等が報告された他、業界に対しては「遊技機の不正改造の撲滅と健全流通」「使用済み旧規則機の廃棄」「車内放置事故の防止」について協力の要請があった。
続いてあいさつに立った大饗理事長は、「6.5号機からスマスロへという流れの中で、メーカーは少し明るい兆しが出てきたように思えるが、ホールの収益が上がらないことには設備投資に回す資金が生まれない。販売を主たる業務とする我々は一番苦しいところにいる」と現状を俯瞰。その上で組合員に対して状況の改善への努力を誓った。
また、遊技産業議員連盟への国会議員の新規加入者が増えていることなども報告した上で、政治活動に対しても組合員に協力を求めた。
研修会ではその後、各種報告が行われた後、インボイス制度についての特別講習が行われ、当日の全スケジュールが終了した。
(写真)ヘッダー:大饗裕記理事長 フッター:左 近畿支部の田辺哲支部長、右 大阪府警察本部保安課の林秀行課長補佐
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