業界唯一の横断的組織である日本遊技関連事業協会(日遊協、西村拓郎会長)はこのほど、遊技業界のさまざまな統計情報を集めた「遊技業界データブック2023」を制作。9月6日に「遊技業界データブック2023 バージョン03」を、11月2日に完成版を同協会ホームページで公開した。
遊技業界のデータはこれまで、行政や団体個々で集計されていたが、包括的にまとめられたものは少なく全体像が見えにくかった。そのような状況から日遊協では、業界の姿を内外に正しく伝えていくためにも蓄積されたデータや知識を体系的にまとめあげる必要があると判断し、2018年よりデータブックを編纂。電子書籍スタイル(PDF形式)にまとめ、ダウンロードできるようにした。
https://www.nichiyukyo.or.jp/gyoukaidb/databook/21706/
なお、同データブックは遊技場件数や遊技機設置台数、参加人口、全国ホールの売上・稼働・粗利推計、社会還元拠出金額などのデータを、遊技業界関係団体・企業・シンクタンクの全面協力を得て網羅的にまとめた内容。今回の発刊で5回目となる。
9月刊行の「バージョン01」では「業況解説」と各種業界データを掲載、11月の完成版には、日本生産性本部の「レジャー白書2023」の参加人口などのデータや、「社会」「経済」「人材」をテーマとした専門家の寄稿等を追加掲載し、A4サイズ60ページ(PDF版)にまとめた。
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