岡山県パチンコ・パチスロ業協同組合（千原行喜理事長）は11月16日、岡山県、岡山県警察と締結した「災害時における施設使用等に関する協定」に基づき、岡山県・笠岡市総合防災訓練の中で協定訓練を実施した。

　訓練は、「2024年11月16日（土）午前10時00分に、紀伊半島南部を震源域とするマグニチュード９クラスの地震が発生し、県内では最大震度６強を観測。沿岸部では２～３ｍの津波が到達し、建物倒壊などの被害が発生した」との想定のもとに行われた。

　この訓練が岡山県笠岡市内で行われることから、前記協定に基づき、岡山県パチンコ・パチスロ業協同組合笠岡支部の「ダイナム岡山笠岡店」が参加。午前10時30分頃から、警察車両３台、消防関係車両３台、自衛隊車両２台が同店駐車場に集結し、店長をはじめ関係者が、防災関係機関の活動拠点となる駐車スペースを迅速に確保した。部隊は、同所において被災状況等の認識共有を図ったのち、訓練主会場に向け出発した。

　関係者からは、防災関係機関の活動拠点として使用する駐車場をスムーズに確保するなど、今回の防災訓練への全面協力に対し謝辞が述べられた。

　今回の取り組みは、「ホールが防災関係機関の活動拠点及び住民の一時避難場所でもある」との理解を県民に広める貴重な機会となった。