千葉県遊技業協同組合（千遊協、星山聖達理事長）、千葉テレビ放送、ベイエフエム、千葉日報社で構成される夢まるふぁんど委員会は11月8日、地域防犯に役立ててもらおうと、野田市、八街市、旭市、館山市、睦沢町に青色防犯パトロール車両（青パト）を１台ずつ寄贈した。青パトの寄贈は2006年度に始まり、寄贈車両は累計で95台となった。

　寄贈式は千葉県中央区の千葉県庁前の羽衣公園で行われ、委員会のメンバーが５市町の代表にレプリカキーを手渡された。

　来賓として出席した熊谷俊人千葉県知事は、強盗事件の多発により体感治安が悪化していると指摘する一方で、青パトが地域防犯に一定の役割を果たしていると、委員会に対して感謝の意を示した。また、宮沢忠孝千葉県警察本部長は、「安全安心を実感できる暮らしの実現のためには、防犯関係団体が一丸となって対策に取り組むことが大切」と呼びかけた。

　千遊協の星山理事長は、防犯活動の重要性が増しているとした上で、夢まるふぁんど委員会を通じた青パトの寄贈が犯罪抑止の一助になることに期待を示した。

（フッター写真）星山聖達理事長