大阪府遊技業組合連合会（大遊連、平川容志会長）の青年部会（金森健鎰部会長）は12月15日、大阪府門真市の東和薬品RACTABドームにおいて第38回未来っ子カーニバル（大原泰貴実行委員長）を開催した。今回は「新しい時代に変化を取り入れ、未来を生きる力を身につける」がテーマ。タイトルは「～みんなの笑顔にあいたくて～ かわいい子には、未来を見せよう。in東和製薬RACTABドーム」。

　未来っ子カーニバルは、さまざまな事情で家族と離れて暮らす子ども達に楽しいクリスマスの１日を提供しようと1987年から行われている社会貢献事業。大阪府の若手経営者で組織する大遊青（1988年に「ミュークラブ」と改称）により始められたが、その後、第6回から大遊連青年部会行事として継承され、2004年には事業の社会性、公益性、奉仕性が認められ大阪府の後援事業となり、今回で38回目の開催となった。また今回は大阪・関西万博を目前に控えている日本国際博覧会協会も後援に名を連ねて、PRを兼ねたブースを出展した。

　会場となった東和薬品RACTABドームでは、午前9時過ぎから34の児童擁護施設と大阪交通災害遺族会の児童ら約1800人（引率職員含む）が、青年部会スタッフやボランティアが迎える中、実行委員会がチャーターしたバスで来場した。今回は京楽産業.のマスコットキャラクター「たぬ吉くん」とニューギンの「ギンちゃん」も参加。多くの子ども達に囲まれ人気を集めていた。

　司会進行は、大原実行委員長の他、やのぱんさん（松竹芸能）、松田青華さん（フリーアナウンサー）が担当した。
　メインアリーナのスケートリンクでは京都シンクロナイズドスケーティングチームによる演技が披露された他、安全対策としてヘルメットと手袋を着用して子ども達がスケートを楽しんだ。また、超新星スバルファイブによるヒーローショーやMJ関西によるダンスショーなども行われた。
　サブアリーナには大型遊具の他、玉入れや綱引き、ラジコンカー体験、ミニゲームなど様々なアトラクションが用意され、今年は大阪府警察音楽隊による演奏も行われた。また、特別ゲストとして角田信朗さんも来場し、子ども達にあいさつした後、記念撮影に応じていた。

　正午から行われたメディア向け記者会見では、平川理事長、金森青年部会長、大原実行委員長がそれぞれあいさつに立ち、カーニバルの概要説明等を行った。
　なお、コロナ禍を経て今回からは、会場における屋台も復活。焼きそば、ホットドッグなどが振る舞われ、子ども達は昼食を楽しんだ。

　14時30分頃まで子ども達は思い思いのアトラクションを楽しみ、フィナーレでは大阪府より大原実行委員長に感謝状が贈呈された。また、毎年恒例となっている園対抗氷上そり競争も開催され、15時に今年のカーニバルはエンディングとなった。

【第38回未来っ子カーニバル】
主催：大阪府遊技業組合連合会 青年部会
主管：第38回未来っ子カーニバル実行委員会
後援：大阪府／大阪府遊技業協同組合／大阪府遊技業組合連合会／日本国際博覧会協会
協賛団体：大遊協商事
協力団体：関西遊技機商業協同組合／回胴式遊技機商業協同組合／近畿キタック販売／ヤクルト本社中日本支店／トーア／三共大阪支店／コカ・コーラボトラーズジャパン／サミー／KYORAKU.吉本ホールディング／大阪府警察音楽隊／大阪府門真警察署／京都宇治シンクロナイズドスケーティングチーム／MJ関西／大阪こども専門学校　大阪ビューティーアート専門学校／超新星スバルファイブ／ニテンナスクール／大阪トランポリン協会、等
ボランティア（参加団体）：大阪府遊技業協同組合／関西遊技機商業協同組合／街道式遊技機商業協同組合／トーア／日本ゲームカード／J-NET／SUNTAC／大遊協国際交流、その他（計190名）

（ヘッダー写真）左から、松田青華さん、大原泰貴実行委員長、やのぱんさん
（フッター写真・上）左から、平川容志会長、金森青年部会長、特別ゲストの角田信朗さん