業界の主要13団体からなるパチンコ・パチスロ産業21世紀会(21世紀会、阿部恭久代表)は、1月28日に第一ホテル東京にてパチンコ・パチスロ産業賀詞交歓会を開催した。一昨年及び昨年と同様にコロナ禍以前よりも出席者を限定して200名規模が参加する開催となった。
13団体の代表者が揃って登壇し紹介された後、全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連、阿部恭久理事長)の阿部理事長が登壇し、おそらく初となる産業としてのパーパス「遊びの力で心を元気に」を打ち出したこと、リアル店舗であるホールの魅力を最大限に活かすこと、依存対策や災害時の支援等、社会を向いた活動の重要性を訴えた。
続いて日本遊技機工業組合(日工組、榎本善紀理事長)の盧昇副理事長が登壇しLT3・0も踏まえて7月以降のぱちんこ遊技機市場に期待を滲ませた。次に日本電動式遊技機工業協同組合(日電協、小林友也理事長)の小林理事長が登壇しボーナストリガー対応機(BT機)登場を控えてパチスロメーカー各社が開発努力をしていることを報告した。
来賓からは警察庁生活安全局保安課永山貴大課長が登壇。警察も業界も変化が必要として日本社会のためにも良好なコミュニケーションの維持の重要性を説いた。
続いて遊技産業議員連盟の田中和徳会長、全日本遊技産業政治連盟顧問の野田毅氏が登壇。ともに今年の参議院議員選挙で自民党の公認候補予定者となった阿部恭久氏にエールを送った。
さらにスペシャルゲストとして歌舞伎役者の五代目尾上菊之助さんが登場。菊之助さんは八代目尾上菊五郎を、息子の尾上丑之助さんは六代目尾上菊之助を、5月に親子で襲名する。菊之助さんは歌舞伎も娯楽であるとして、ぱちんこ業界との共通点について触れて会場を大いに盛り上げた。
乾杯の発声は一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協、西村拓郎会長)が担い、集った業界関係者が懇親を深めた。賀詞交歓会会場は終始、阿部恭久氏の挑戦を応援する雰囲気に満ちていた印象が強かった。
そして盛大な会は回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、大饗裕記理事長)大饗理事長の中締めによって幕となった。
(ヘッダー写真)阿部恭久代表
(フッター写真)上段左から、盧昇副理事長、小林友也理事長、警察庁生活安全局保安課永山貴大課長、田中和徳会長 下段左から、野田毅氏、西村拓郎会長、大饗裕記理事長
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