【総会】九州遊技機商業協同組合第37回通常総会 國分理事長を再任

 九州遊技機商業協同組合(國分寿人理事長)は5月30日、福岡市博多区のホテルオークラ福岡で第37回通常総会を開催した。

 組合員総数109名のうち、本人出席73名、委任状出席28名、合計101名の出席で総会成立が報告された。冒頭のあいさつで國分理事長は、店舗数の減少、組合員数が減少する状況が続き、まだまだ厳しい業界の現況を踏まえた上で、「我々流通業者がいなくなると業界は存続しえない。厳しい環境ではあるが、法令を遵守し、これからも様々な施策を講じたい」と述べ、組合員が減少する中にあっても、責務を全うする強い意志を示した。

 総会の議案審議では、7つの議案が上程され、すべて原案通り承認可決された。うち、第7号議案においては、任期満了にともなう役員改選が連記式無記名投票で実施され、理事15名、監事2名を選出した。続き臨時理事会において、國分理事長の再任が決定した。

 臨時理事会終了後、来賓の方々が入場。来賓祝辞では、福岡県警察本部生活安全部生活保安課の西ノ原郁雄課長が、平素からの組合の社会貢献活動等、積極的な取り組み姿勢に敬意を表するとともに、他地区にて廃業店の遊技機を違法賭博店舗に提供し摘発を受けた業者の事例を挙げ、これら類似事犯の根絶に向け、不正遊技機の流通防止、中古遊技機流通の健全化、使用済み遊技機の適正処理についても、引き続き、立場をともなった責任ある行動の遵守を要請した。
 続き、九州地区遊技業組合連合会の松尾道彦会長は九遊商の社会的認知向上への各種取り組みや、安心してホール営業が遂行できる環境及び基盤の構築に常日頃から尽力いただいていることに敬意を表した上で、「巷ではインバウンドの増加、大手企業を中心とした賃金ベアの上昇など、幾分、物価高感はあるものの、平穏な空気感に包まれつつある日本社会の中で、パチンコ業界においては引き続き、店舗数の減少は顕著である。今後、業界を担う次世代に向けて、引き続き一丸となって盛り上げて行きたい」と語った。

 会場を変えての懇親会では、来賓の全日遊連の阿部やすひさ理事長が登場し祝辞を述べた。活気のある雰囲気で始まった懇親会では、組合員と関連団体等業界関係者との親睦が図られた。

(フッター写真)上段左から、國分理事長、西ノ原課長、松尾会長

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

シュワぱち.com
闇スロ撲滅宣言
PAGE TOP