大遊協、平川理事長が6選

 大阪府遊技業協同組合(大遊協、平川容志理事長)は611日、大阪市天王寺区のシェラトン都ホテルで令和2年度(第61期)通常総大会を開催。任期満了に伴う役員の改選では平川理事長が6選を果たしたほか、6人の副理事長のうち3人が交代。河本勝氏、段正峰氏、木下貴徳氏が続投となり、新たに前青年部会長の野口賀蔵氏、靏丸雄一郎氏、大山秀一氏が副理事長に選任され、若返りが図られた。また専務理事には、平井公雄氏が新たに就任した。

 当日の行政あいさつはビデオレター形式で行われ、大阪府警察本部の橋本卓生活安全部長が業界へのお願いとして「旧規則機から新規則機への計画的な移行」「法令遵守と適正営業」の2点を挙げた。

 平川理事長は就任のあいさつで、「遊技業界はコロナ禍などの影響を受け、遊技ファン減少の加速に伴い、廃業・休業店舗が後を絶たないなど厳しい状況にある」と指摘。「就任した以上は全身全霊を傾け、あらゆる課題に積極果敢に取り組む決意を新たにしている。新執行部・役員一同は、当組合の設立趣旨である相互扶助、総親和の精神に基づき、真に健全な大衆娯楽として後世の代まで継続し、かつ発展させるべくより一層の努力を重ねていく」と述べた。

 なお、令和33月末現在の組合員店舗数は565店舗。遊技機設置台数はパチンコ149491台、パチスロ868台の計229559台だった。

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