神遊協と神奈川福祉事業協会が福祉車両5台を寄贈

 神奈川県遊技場協同組合(神遊協、伊坂重憲理事長)と神奈川福祉事業協会(同会長)は12月5日、横浜市中区のローズホテル横浜において「令和6年度福祉車両贈呈式」を開催し、県内5施設に対して福祉車両5台を寄贈した。両団体は昭和60年度から社会福祉向上を目的とした車両寄贈事業を継続しており、今回の寄贈は社会福祉法人神奈川県共同募金会との協働事業として実施された。

 贈呈式には、来賓として神奈川県共同募金会の並木裕之会長が出席したほか、寄贈先となった「こども家庭支援センターくらき」(横浜市)、「成光学園」(座間市)、「青い麦の家」(鎌倉市)、「グリーングラス」(茅ヶ崎市)、「わかたけ作業所」(川崎市)の各施設関係者が参加した。

 式典では、伊坂理事長が「寄贈車両が職員の皆様の手足となり、利用者の皆様の安全で快適な生活環境づくりに役立てていただければ幸いです。今後も支援を必要とする方々が笑顔になれる地域共生社会の実現を目指し、社会貢献活動を継続していきたい」とあいさつした。続いて並木会長が祝辞を述べ、目録贈呈、各施設代表のあいさつ、感謝状の受納、記念撮影が行われた。

 寄贈先施設を代表して、社会福祉法人麦の里「青い麦の家」の管理者・加藤ひかり氏は、「車両が整備されたことで作業の受注幅が広がり、利用者の工賃向上にもつながっています。頂いた車両を大切に有効活用し、今後も地域福祉のために職員一同努力してまいります」と感謝の言葉を述べた。

 なお、同事業による福祉車両の寄贈は、令和6年度分を含め累計320台、金額にして約9億2000万円に達している。

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