一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協、西村拓郎会長)は10月27日、21日に実施した令和4年度女性活躍推進フォーラム第2回の開催内容を報告した。当日はオンラインで開催される中、会員企業から30社58名が参加した。
女性活躍推進フォーラムは、遊技業界で働く女性自らがダイバーシティを視野に入れた課題抽出とその改善策を模索し、より良い職場環境を作ることを目的に開催されている。
令和4年度の2回目となる今回からは、司会進行などを担うグループ単位の日直制度を導入。初の担当となったEグループの司会により、フォーラムがスタートした。冒頭、各グループリーダーから自グループの名前とその意味が発表され、それぞれの思いや目的が参加者全体に共有された。
今年度の最終目標「増客をテーマにした、自社に持ち帰り実践できる企画のプレゼンテーション」に向けて用意されたセミナーは、EBI(エンタテインメントビジネス総合研究所)の竹部裕樹氏が担当。サブタイトルに「問題解決に向けた基本的なフレームおよび必要な思考/アプローチ方法を学ぶ」と掲げた“問題解決セミナー”が行われた。
セミナーでは、「考える」とはそもそも何か、思考の手法、思考力の鍛え方の基本から問題を理性で解決するためのロジック、さらには創造性を引き出すためのチェックリストなども示された。また、途中で行われたグループワークなどを通して身近な問題にも取り組んだ。
第2部のグループディスカッションでは、ブレークアウト機能を使用しグループに分かれて協議。今回は用意された企画書のうち、「提案議題」「目的」「背景(現状)」について話し合い、企画の輪郭をつくった。なお、議事録を作成してフォーラムが設定したビジネス用SNSへアップし、メンバー間で情報共有を行う。
2023年2月を最終回とする全5回の同フォーラムは、11月24日に第3回が開催される。
<写真>EBI(エンタテインメントビジネス総合研究所)の竹部裕樹氏
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