日遊協、臨時社員総会および新年祝賀会を開催

 一般社団法人日本遊技関連事業協会(日遊協、西村拓郎会長)は1月11日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で臨時社員総会および新年祝賀会を開催した。臨時総会では、役員選任に関する件で中国・四国支部長の異動について審議。平本直樹支部長(副会長)が退任し、長鋪昭壱郎氏が新支部長および理事に就任した。

 西村会長はあいさつの冒頭、3年振りに新年祝賀会を開催できることに謝意を示すとともに、昨年末にスマートパチスロが満を持して登場し、好調な滑り出しを見せていることに言及。さらに、今年は春ごろにスマートパチンコが市場投入される予定であることに触れ、「我々業界もようやくコロナ禍から脱し、明るい年になるとの希望的観測が持てる年になりそうだ」と展望した。加えて、日遊協の加盟団体である日工組・日電協の努力が結実したことに感謝を伝え、「まさに兎年にふさわしい飛躍の年になるのではないか」と期待を寄せた。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で新台の供給が危ういなか、旧規則遊技機の使用期間延長措置があり、同時に高射幸性遊技機の撤去があったと振り返り、「販売会社組合の大変な尽力を得て、MIRAIぱちんこ産業連盟の協力もあり撤去を完遂することができた」と俯瞰。「いわゆるコロナ問題に大きく振り回された数年であったが、今年の春以降、スマートパチスロ、スマートパチンコが出そろって、来年の今頃には“あの一連の出来事はなんだったのか”というように、明るい業界になっているのではないかとの期待で心が躍っている」と述べた。

 さらに、「今年以降、キャッシュレス化等この業界がガラパゴスとして現金しか取り扱えない状況も待ったなしで対応せざるを得ない喫緊の課題であると考えている。本当に小さなことも多くあり、がんじがらめの業界ではあるが、皆の協力のもと大局観を持ちつつ物事を判断し、前に進んでいくことを約束する」と決意を示した。

 その後、開催された新年祝賀会では、遊技産業議員連盟の田中和徳会長をはじめ、逢沢一郎衆議院議員、葉梨康弘衆議院議員、鈴木隼人衆議院議員、木村義雄前参議院議員が祝辞を述べた後、駆け付けた平沢勝栄衆議院議員が業界の発展を祈念した。

(フッター写真)西村拓郎会長

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